1963-05-17 第43回国会 衆議院 運輸委員会 第23号
○吾孫子説明員 不足の額と開業のときの条件ということは相関連することでございますが、開業の条件につきましては、今までも何回か部内で検討を重ねております。しかし明確に最終的にどういう条件で開業するかということについてはまだ結論を得ておりませんが、予算の不足額の問題とも関連いたしますので、これを確定いたしますために、現在しさいに各項目について精査いたしておる最中でございます。
○吾孫子説明員 不足の額と開業のときの条件ということは相関連することでございますが、開業の条件につきましては、今までも何回か部内で検討を重ねております。しかし明確に最終的にどういう条件で開業するかということについてはまだ結論を得ておりませんが、予算の不足額の問題とも関連いたしますので、これを確定いたしますために、現在しさいに各項目について精査いたしておる最中でございます。
○吾孫子説明員 当初路盤工事は来年の三月末に全部完了する、こういう予定でありました。しかしその後こういう問題も出てまいりましたし、ただいまの予定といたしましては、若干の個所に工事のおくれても出てまいりましたので、来年の七月末には全部完了する、こういう予定でございます。
○吾孫子説明員 いま大臣からお答えしましたとおりでございますが、ただいま問題の予算の不足額と申しますのは、今後完成するまでに予想される不足額でございまして、いままでに予算を超過して契約をいたしたというようなことはございません。
○吾孫子説明員 項目の流用ということにつきましては、おっしゃるとおりやはり補正予算なり何なりの措置によって正式に御承認願わなければできないことは、仰せのとおりであろうと思います。私いま考えておりますのは、さしあたり第二・四半期ごろまでの資金繰りその他から考えまして、全体のワクの中で一応そのころまではしのいでいける見込であります、こういう趣旨で申し上げたのであります。
○吾孫子説明員 私どもといたしましては、できるだけ早くお願いいたしたいと思っております。しかし、さしあたっての当分のやりくりは、ただいまの見通しといたしましては、第二・四半期ぐらいまでにはやっていけるだろう、こう思っております。
○吾孫子説明員 大体そういうことでございます。
○吾孫子説明員 そういうことでございます。
○吾孫子説明員 機関車の耐用年数は普通三十五年ということになっておりますが、今国鉄の機関単は大へん古いものが多うございまして、この機関車の場合もそれは超過しておったようでございます。
○吾孫子説明員 ただいまガス・マスクは機関区に配属というか、配付してあるわけでございます。そうして機関士の仕業によりまして、どのトンネルを通る場合には必ず持っていけという指定をしておるわけであります。ですから、指定のトンネルを通るような場合の仕業のときには、必ずその機関士、機関助士にはガス・マスクを機関区の方で持っていかせるわけでございます。
○吾孫子説明員 私が聞いたところによりますと、そういうものものしいものではない、大体鼻と口をおおうようなものだそうでございます。
○吾孫子説明員 まことにごもっともな御指摘でございまして、実は東海道本線を初め主要線区に、車内販売会社というようなものを、列車食堂会社、弁当会社等から共同出資させまして、会社をつくらせましたのも、今のような御不便をおかけしてはいかぬという考えから、そういうものをつくらせてやらしているわけでございまするが、私どもといたしまして、従来も、特にお弁当とお茶の販売ということにつきましては、サービスの観点からもかなり
○吾孫子説明員 ただいま御指摘のございました点につきましても、とくと食堂会社を督励いたしまして、御趣旨に沿うように指導いたしたいと思います。
○吾孫子説明員 それはぜひそういうふうにいたすつもりでおります。
○吾孫子説明員 先ほどお答え申し上げましたのは、全般的な原則方針を申し上げたわけでございます。むろんそれにあわせまして、財政状態その他諸般の事情を考えまして、原則は原則でございますけれども、必要なものはやっていくという考え方で検討をいたすつもりであります。
○吾孫子説明員 収支の見通しの計算をしたものがあるのでございますけれども、今ちょっと見つからないのでございますが、大体十回線くらい運転するということで、収支はむろん成り立つという計算が出してございます。
○吾孫子説明員 国鉄といたしましては、当然のことでございまするが、今後ともなお一そう業務能率の向上というようなことに努力いたしまして、収入の増加のためにいろいろ努力をいたしますと同時に、支出面の合理化というようなことについても、従前も努力はしておりましたが、なお一そうの検討を加えまして、御指摘のございました自己資金を少しでもふやすということのために、まず努力をいたしたいと思います。
○吾孫子説明員 国鉄の人件費の問題につきましては、国鉄の監査委員から、ここ数年来繰り返し、経営上人件費の合理化ということが最大の問題だという御指摘を重ねて受けておりまするし、私ども自身もそういうふうに考えますので、業務の遂行に支障ない限り合理化できるだけは合理化していく。
○吾孫子説明員 お答え申し上げます。青函連絡船の輸送力につきましては、御承知の国鉄五ヵ年計画で貨物輸送量を、これは所得倍増計画に合わせまして想定いたしておるわけでありますが、その想定に基づきまして、大体昭和五十年まで伸びて参ります輸送量に対応いたしますだけの輸送力を設定するように計画をいたしております。
○吾孫子説明員 そのつもりでおります。
○吾孫子説明員 国鉄といたしましては、緊急物資の輸送というものにつきましては、もう何ものにも優先してやらせるように指図をいたしておりますし、そういう取り扱いをしておるはずでございますが、ただいまの御質問のことにつきましては、実は詳しくは私もまだ承知しておりません。さっそく取り調べたいと思います。
○吾孫子説明員 御質問の通り、おかしいとお思いになるのもごもっともだと思いますが、従来の取り扱いといたしまして、自衛隊が出動いたします際は、運賃を後払い扱いということで処理することになっておりました。今回もその例によりまして、自衛隊が出動される際の運賃関係の処理につきましては、一応後払い扱いということで処理してございます。
○吾孫子説明員 国鉄の除雪人夫の賃金のきめ方というものは、労働省の告示がありまして、労働省の告示で基準がきめられております。それによって先ほど政務次官から御説明がありましたが、北陸地方が五百八十円、また新潟地方ではたしか六百円だったと思いますが、これは労働省の告示を基準にいたしております。
○吾孫子説明員 電線の方の関係につきましては、送電線の関係が今度の雪でひどくやられて送電が途絶したとかいうことは、今までは起こっておりません。電線としては何といっても細い通信線が一番すぐ雪にやられやすいので、それらのものにつきましては、先ほどの政務次官からのお話もありましたように、要点は地下ケーブル化するというようなことで、今度通信線阻害ということを起こさずに済んだわけでございます。
○吾孫子説明員 御指摘の通り、今後起こって参りますのはなだれの危険でございますので、私どもの方といたしましても、なだれに対する警戒というものはできるだけ遺漏のないようにいたしております。
○吾孫子説明員 東海道新幹線の全体の工事の進捗状況は、用地の関係につきましては、大部分の用地の買収はすでに決定いたしておりまして、用地代の支払い等もあと若干残っておりますが、ほとんど全区間にわたりまして用地を確保することはすでにできましたので、これら全区間にわたりまして目下工事を進捗せしめつつあるわけでございます。
○吾孫子説明員 先ほど、ほとんど全区間にわたって必要な用地は確保されましたということを申し上げましたが、きわめて小部分、ごく部分的には、御指摘のように、どこかで家が一軒非常に話がもめておって立ちのかない者があるとか、あるいはその他の問題で地元との間にいろいろもつれた話等がありまして、まだ片づいておらないというところもございますけれども、それは全区間から見ますとほんの数カ所でございまして、近いうちにいずれも
○吾孫子説明員 おなくなりになった方、おけがをなさった方々に対しましては、事故発生の直後、それぞれお見舞金を差し上げてございますが、おけがをなさった方々の、当時病院で手当を受けられた方が五十五人ほどおいでになりました。
○吾孫子説明員 ただいま先生のお言葉にございました通りの考え方で、事柄の性質は三河島の場合とは違っておる点がもちろんございますけれども、国鉄のお客様について起こったことでございますので、その辺の事情も十分考えまして、あとに問題を残さないように善処いたしたい、かように考えております。
○吾孫子説明員 今回の災害に際しましては、復旧その他、私ども関係者といたしましては懸命の努力をいたしたつもりでございますが、いろいろなお不行き届きの点も多かったことかと思いまして、その点はおわびを申し上げげます。
○吾孫子説明員 ただいま長崎本線の問題につきましてお答えを申し上げたのでございますが、その他の地域の同様の種類の問題につきましては、当然のことでございますが、十分今後の災害の防止ということを留意いたしつつ、長崎本線のみならず、その他の地域に対しましても、今後の災害を防止するという立場から十分検討を加えまして復旧工事その他もいたしたい、かように考えております。
○吾孫子説明員 その際に断わっております。
○吾孫子説明員 車内警報機の整備ということは、数年前から継続して実行いたしておりますので、これも午前中お答え申し上げましたが、現在、東海・山陽線にはA型という車内警報機を、これは全線にわたって整備をいたしております。
○吾孫子説明員 三十七年度予算で前年度に比べまして改良費が減りましたことは御指摘の通りでございまするが、これは全体の資金調達力との関係、並びに三十七年度に入りまして東海道新幹線工事等が最盛期に入ってくるというような関係もございまして、改良費の方に割り当てる予算が昨年よりも若干減額になったわけでございますけれども、しかし、列車運転の安全というようなことにつきましては、そのゆえにその安全が脅かされるようなことは
○吾孫子説明員 ただいまお話のございました、人命を預かっておる国鉄職員の場合に、特に安全を重視しなければならないということ、またそれが根本的には労務管理のあり方、ひっきょうは人の和ということにつながっておるものであるというお言葉は、全くそのお言葉通りでございまして、私どもまだ及ばない点がたくさんあることを恐縮いたしておりまするけれども、なお一そうお話の御趣旨を体しまして努力をいたしたいと思います。
○吾孫子説明員 団体交渉をやります際には、いつも真剣にやっておるつもりでございます。
○吾孫子説明員 私としてはこれ以外に方法はなかったと思っております。
○吾孫子説明員 大体の傾向としてはそういうことだと思います。